はいどーも、はねなし(@hanenashi7)です。
皆さん、税金払いましたか?私はすっかり忘れていて昨日、慌ててすべてお支払いしてきたので金欠です…
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さて今回は暗号資産についてのお話です。
私、5~6年ほど前に暗号資産に投資していたことがあり、ビットコインが1枚200万円から35万円前後まで暴落した時代を経験していました。
当時は「億りびと」になる!なんてことを考えながら暗号資産の情報を必死に追いかけていましたねぇ。
正に乱世を生きる!っていう感じだったんですが結局我慢できなくなっちゃって清算、退場。そんなビットコインも今や1枚1000万円を超える価値をつけているとか。
たらればを言えばキリがないですが、当時最大で3枚程のBTCがあった時に脳死していればまた違った人生になっていたかなぁとしみじみ思います。
さて、そんな暗号資産ですが、5月31日にDMMグループでビットコインがハッキングされたっていうニュースが報道されています。
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DMM DMM Bitcoinでビットコイン(BTC)が流出する
DMMの公式でビットコインが不正に流出したとリリースされています。
流出した数は4502.9BTCで約482億円相当。
どうやって盗まれた?
可能性としては2つ考えられます。
1・外部から不正アクセス(ハッキング)し、取引所内の保管場所(ウォレット)から別口座へ送金処理をした。
2・内部の人間が自社内の保管場所(ウォレット)にアクセスして別口座へ送金した。
保管方法についてはオンラインで保管するホットウォレットとオフラインで保管するコールドウォレットとあり、DMMがどちらの保管方法で管理していたかは明らかになっていませんが、コールドウォレットの場合は外部からのアクセス不可能ですし、内部犯行だったらすぐにバレちゃうのでホットウォレット上で保管していたビットコインが盗まれたと考えられます。
今後どうなる?
ビットコインのブロックチェーンは強固なことからDMMが取り返す事は不可能と考えます。
盗まれたビットコインはブロックチェーン技術から最終的なホルダーを特定することができますが、ビットコインを取り戻す為にはビットコインが保管されているウォレットの秘密鍵(暗号キー)が必要になります。
盗んだ犯人は当然、その秘密鍵は厳重に管理するでしょう。
出来る事とすればブロックチェーンを紐解いて「盗まれたビットコインを保管している人間の特定」を進めていくと思われます。
また、DMMグループは盗まれたビットコインを全量補償するという事なので、それの目途が立ち次第、取引所が再開されるという流れになりそうです。
そして気になるのはその補償方法。
「ビットコイン(BTC)で補償」するのか「日本円で補償」するのか。
日本円で補償となった場合、その時点で利確となりますので、利益が出ている人は課税対象となりめんどくさい事になります。
特に大幅な含み益を持っていた人にとっては大迷惑な話。
数年前に日本で暗号資産が流出し、暗号資産バブル崩壊
日本国内の暗号資産流出事件と言えばコインチェック事件をご存じの方も多いと思います。
2018年の1月頃、日本の暗号資産取引所のコインチェックからネムコイン(XEM)580億円相当が盗まれました。
当時はビットコインも当時の最高値(200万)を付けてから乱高下を繰り返し、不安定な状況が続くも、日本中が暗号資産バブルに沸いていた時期。
そんな中起こった日本国内の取引所の流出事件。
ネムコイン(XEM)はビットコインや他の暗号資産に変換されて価値は大暴落
盗まれたネムコインは様々な暗号資産に変換→売却される事で価値は大暴落。
それだけでなくビットコインやその他の暗号資産(アルトコイン)も釣られるように暴落し、阿鼻叫喚の状況が発生しました。
思えば暗号資産バブルがはじけたきっかけの1つになったと記憶しています。
確か当時1枚100円だったものが約1/20の5円程度まで下がったと記憶していますので暗号資産界隈で存在していたネムコイン信者の人たちの損害は計り知れないものだったと思います。(その後、コインチェックでネムコインを預けていた人は1枚88円程度のレートで補償を受けることができました。)
ネムコインハッキング事件、その後
ネムを流出させてしまったコインチェックはこれを機にセキュリティ関連により力を入れ、今日に至るまでは大きな流出の話も出ていません。
また、盗まれたネムコインは一部を残して9口座に分散。盗んだ4日後、さらに9口座に送金、19口座に分散したっていう事が解析され、取引履歴の解析を続けた結果、数年後には日本人約30人が摘発されてます。
ビットコインもそうですが暗号資産の特徴上、ブロックチェーンから移動履歴を調べる事ができるから根気良く追いかけていけば最終的にホルダーが誰なのかが判ってしまいます。
しかし、摘発された人たちはこのネムコインを流出させた張本人ではなく、受け取った人(最終的なホルダー)の為、根本的な事件解決には至っていないのが現状。
巷では北朝鮮グループの仕業で最終的にミサイル代と金正恩のポケットナイナイに変わっている可能性が高いなんて事も言われています。
結局どうなの?暗号資産
今回は日本国内の取引所で発生した2件目の大規模ハッキング事件。
ハッキングなんて言うのは全世界で結構頻繁に発生していて結局は保管している人の管理不行き届きが原因な事が大半。
でもそれが原因で取引所が潰れ、多額の資産を失い、路頭に迷う人が現れるのも事実。
色々夢がある暗号資産ですが、その分高いリスクがあるということを理解して投資しないといけません。
ビットコインに投資している人はこれを機にご自身で取れる対応策をしっかり行いましょう。
取引所に預けっぱなしなんていうのはダメですよ?
もしご自身できちんと管理、保管したい方はこういうハードウェアウォレットを使用してネットから切り離しをしましょう。
取引を行わず保管しておきたいときは物理的に保管する方法が最強です。
ここに保管しておけば万が一取引所がハッキングされても自身の暗号資産が被害に遭う事はありません。
最後に
冒頭でも書きましたが暗号資産から卒業して早数年。
ビットコインが躍進を続けている事は知っていましたが私自身が改めて暗号資産に投資するのは日本国内の税制が改訂されてからと決めています。
株式投資のように分離課税で税率一律約20%、特に最近はニーサなんてのも話題になっていますが、暗号資産投資は未だに利益が出れば雑収入扱いで総合課税。利益額によっては最大55%の税金が課せられる最悪仕様と思っています。
株式投資と同じように分離課税になればまた投資したいなと思います。
それにしても今回のビットコイン、結局北のミサイルと黒電話の私腹の肥やしに変換されるんだろうなぁ。知らんけど。
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