はねなし(@hanenashi7)です。
我が家のお買い物車のL150Sムーヴにまたもや不具合発生です。
発生とは言っても症状はかなり前から認識していて騙しだまし使っていたのですが、いよいよ限界(ストレス)にきてしまったので今回はそれを何とかしようというお話です。
※修理作業等については自己責任でお願いします。
目次
今回の故障の症状について
さて、今回不具合が出ているところはオーディオです。
症状は音量調整をしようとしても正常にコントロールできないというもの
ダイハツ純正のCD/MDオーディオ、普段車内では音楽しか聴かないオイラにはナビもテレビも不要です。
未だに現役バリバリなわけですが、上の画像の赤〇部分、ダイヤルを回して音量を調整し、ダイヤルを押すと電源オンオフをしてくれる部分。
使用頻度は結構高い部分で20年も使用しているとさすがに限界にきた様子。
音量を小さくしようとすると爆音。
逆に大きくしようとするとミニマムになったり….。
とまったく制御できずストレスも半端ない状態です。
今回はこれを何とかしようと思います。
どうやって直すか考える
修理方法を検討していく中で2つに絞り込みます。
①中古のオーディオ本体を購入して入れ替える。
もっとも簡単な方法ですね。
オーディオの品番は「86180-B2020」
メルカリやヤフオクで探しても常時流通しており送料を含めてだいたい5,000円前後で手に入ります。
リスクがあるとすれば中古で手に入れた本体に不良がある可能性があるという事です。
購入時に完動品と記載されていてもこの先どこのタイミングで壊れるかわかりません。
②壊れている部分だけ修理をする
分解して壊れている部品を特定し、その部分を取り換える、いわゆる修理です。
必要な部品の特定から進める為、ポンと入れ替えるだけの作業に比べると時間も労力もかかります。
また、修理するのに工具も必要ですし結構な年数が経過している機械の為、作業時に別の箇所を壊してしまうリスクも。
ただし費用は部品代だけで済むのでコストという観点からはメリットです。
今回は②の部品交換で進める
色々と考えましたが今回は②の修理で進めてみようと思います。
昔、LED関連のアイテムが一般的になる前に自作でLED商品を作ったりしたことがあり、電子工作には抵抗感が無く工具やツールなんかは揃っています。
また、最悪壊してしまっても①の方法でやり直しがきくので大きなリスクとは感じなかったです。
オーディオの分解と部品の特定
という事で早速オーディオを分解しています。
本体の取り外しについてはメーター周りのパネルを外し、本体固定のビス4本、コネクタを外せは本体を取り出せます。
本体についている固定金具も取り外し、オーディオの前面パネルはツメで留まっているのでマイナスドライバーなどでこじってやれば簡単に外れます。
前面パネルを外すと↑の画像のようにまでなります。
1本のフレキケーブルが接続されているので左右の黒のピンを下げて外してやりましょう。(引っ張ると断線し、取り返すの付かないようになりますのでくれぐれも引っ張らないようにしてください)
そのあと、基盤と前面パネルを分離するため、ビス7本を取り外します。
するとこのようなところまで分解することができますので引き続き問題を起こしているオーディオダイヤルを見ていきます。
オーディオダイヤルはビスなども無くハマっているだけなので上に引き抜いてやれば簡単に外れます。
ここでようやく故障を起こしている部品が姿を現しました。
修理に必要な部品
さて、この壊れている部品、最初は接点復活材を吹きつけば直るかと思い、試みましたが改善せず。とりあえず部品を取り外し分解することにしてみました。
部品を取り外し、分解してみました。
部品の真ん中部分はボタンスイッチになっており、ここで電源のオンオフを制御しているようです。
また、ボタンの周りに円盤のようなものと接触端子のようなものがあり、ここで信号を制御しているようです。
ちなみにこの部品の名称は「ロータリエンコーダ」といいます。
軸の回転(角度・位置・速度)を光学式や磁気式センサで読み取り、デジタル信号(パルス)に変換して出力する装置。円盤上のスリットを光が通過する明暗や、磁気パターンの変化を検知し、回転量や方向を算出します。主にサーボモーターやジョグダイヤル等で位置制御に用いられます。
ロータリエンコーダという名前にたどり着くまでに時間がかかりました….
この部品、当然ホームセンターなどで売っている訳も無く、ネットで探します。
もともと付いていたロータリエンコーダは「ALPS」の刻印がありましたのでそれをヒントに検索するとアルプスアルパインというメーカーにたどり着きます。
早速アルプスアルパインのサイトで同様のロータリエンコーダを探しますがどうやら廃盤部品の様で同じ規格サイズのロータリエンコーダはありませんでした。
次の手段として別メーカーの部品を探します。
端子部品のサイズを計測したところ
縦:12mm 横:11.5mm 高:18mm 2足端子間:5mm 3足端子間:2.5mm
これに合うロータリエンコーダを探すと何とAmazonに転がっていました。(画像をクリックするとAmazonのページにジャンプします。)
本体の大きさや寸法などはほぼ変わりなく、端子も7ピンあるプッシュスイッチ付きのロータリエンコーダです。
5個1セットでの販売でここまでの数量は不要なのですが、他に部品を見つけられなかったのでこいつで勝負をしてみます。
ロータリエンコーダスイッチを交換する
発送元は案の定中国からでようやくポチッた部品が届きました(3週間かかった)
早速オーディオを再分解し届いた部品を入れ替えていくのですがここでトラブル発生です。
なんとダイヤルの軸の径が違います。
金属軸径2mm程度、新しい部品の方が大きく、このままではスイッチカバーを取り付けることができません。
そこで、金属軸の部分のみ流用し、土台端子部分のみ新しくしようとニコイチ作戦を決行してみます。
再びトラブル発生
軸部と土台部分を固定する際に↑の画像の赤部分でそれぞれに突起物があり、干渉してしまう事で部品の固定ができません。
画像のように干渉する部分(樹脂突起部分)をリューターで削りましたがそれでもきれいにハマらず…
結局ニコイチ作戦は大失敗に終わり、次なる方法を模索することに。
とうぜんこのロータリエンコーダスイッチは使用できなくなりました。
次なるほうほうとしては受け側の穴を拡張するという方法です。
受け側の肉厚は約3mm程あったので内回りを1mmずつ削れば収まるのではという考えです。
あまり削りすぎるとガバガバになりボタンが収まりませんのでミニリューターで内側を少しずつ少しずつ削り軸にピッタリハマる部分を見つけます。
試行錯誤を繰り返しようやくピッタリハマるポイントを見つけ、画像のように収まりました。
あとは元通りに組み上げて動作確認して完了です
作業完了・動作チェック
さて、元通りに組み上げていざ運命の瞬間(動作チェック)です。
エンジンをかけ、オーディオの電源を入れます。
動作は今のところ問題無し、早速ダイヤルを回します。
カリカリカリ
ダイヤルが1つ進むごとにダイヤル特有の端子の引っ掛かりを感じる事ができ、調整も乱れることなく完璧に動いています。
もちろんプッシュボタンも正常に作動し、電源のオンオフもできるようになっています。
修理は完璧に仕上がりました!
最後に
というわけで今回、オーディオのダイヤル修理を行いました。
この手のダイヤルは色々なオーディオに採用されており、車載オーディオ以外にも使用されているので意外と身近なパーツだったりします。
この手の部品は基板に組み込まれているので単品で修理しているところは無く、基本的にASSY交換になるようです。
この手の不良が出てしまった場合、本体ごと買い替える選択肢ももちろん良いですが、修理という選択肢もあるという所を知っていただければ今後の何かの役にたつかもしれません。
こういう方法もあるんだという事で参考にしていただければと思います。
ではまた!
作業難易度 ★★★★☆
予算合計:1,299円
満足度:★★★★★
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