はいどーも、はねなし(@hanenashi7)でございます。
久々にホールに行ってディスクアップに触れるも、何の収穫もなく撃沈した前夜。小一時間程度の稼働で筋肉痛になったのは何故じゃ?
色々体が鈍ってしまってダメですねぇ。しかも最近革靴ネタ多いし…
もぅマヂ無理…
ホールぃこ….
・・・
という事で今日は!
先日磨いた革靴ですが、雨にやられた後の乾燥作業が済んだので、ワックスで磨いて鏡面仕上げにしてみようと思います。
用意するもの

以前の画像そのまま流用ですみません、ワックス仕上げするだけなら用意するものは少ないです。
①ネル生地
⑧ワックス
⑨水(ハンドラップ)
この3点だけです。
作業開始 その1 下地仕上げ

前回、雨に濡れて乾燥させた革靴。クリームを塗りこんだ後の状態です。

では早速、ワックスと水を用意して塗り込んでいきます。
ワックスというと液状のものを想像する人も多いですが、革靴のワックスは「ほぼ固形」で指や摩擦熱で溶けるになっております。

実際にワックスを指に取り、革靴に直接塗り込んでいきましょう。
尚、ワックスを塗るところは画像の〇印の部分です。履きジワが多い所や、ストレスがよくかかるところにワックスをかけてしまうと、ひび割れを起こし、残念な見た目になってしまうので注意しましょう。
尚、先端のほか、踵の部分にワックスをかける人も多いですが、お好みで大丈夫です。

革靴の凹凸を確かめながら撫でるように・・・

はい、こんな感じで塗り終えたら暫く乾かせます。
ちなみにこの画像の場合、先端だけワックスを塗っていますが、ワックスする範囲はお好みで大丈夫です。
乾いたら再度ワックスを塗り、再び乾かします。
この工程を2~3回程度繰り返し、ワックスの層を作り上げていきます。
作業開始 その2 鏡面仕上げ
ある程度、下地が出来上がったら次の工程として、ワックスの表面の凹凸を平らにし、ワックスの輝きを出す磨き作業に入ります。
指にネル生地を巻いて、少量の水を生地に含ませましょう。
水を含ませるのはちゃんと意味があって、ネル生地とワックスの潤滑油的な役割を担います。
全く水分が無いとネル生地がワックスを拭き上げてしまいますので注意しましょう。

水分は多すぎず少なすぎず

そして、ワックスを少量、手に取り磨いていきます。
この時の力加減ですが、強すぎず弱すぎずという、とても微妙な感覚です。
強すぎるとせっかく塗り込んだワックスを拭き取ってしまいますし、弱すぎると凹凸が平らにならず、鏡面にはなりますが非常に不細工な見た目になってしまいます。
多少の摩擦を感じる程度に撫でるように磨いていきましょう。
磨いては数分放置して乾かし、また磨く・・・そしてまた乾かす。
これを2~3回程度繰り返します。
磨き作業のポイント

ワックスで仕上げるときのポイントですが、時計回りに磨いたら次は反時計回りに・・・というように円を描くように磨く事です。

全体の凹凸が少しずつ平らになり、輝いているのがわかります。
作業開始 その3 最終仕上げ

ある程度磨き終わりましたら、最後の仕上げとして、円状に磨いていたものを縦横と磨き方を変えます。
そうすることで光の反射が一定になり、きれいな鏡面仕上げの完成となります。
これを2~3回程度繰り返しますが、磨き足りないと感じた場合はさらに回数を増やしてもOKです。
作業完了!お疲れ様でした!



はい、こちらが磨き終わった後のアップ画像です。作業時間15分程度ですが、きれいに輝いていますね。
おわり
という事でワックス鏡面仕上げを行いましたが、簡単でしょ?
ちょっとひと手間加えるだけで大事な革靴が見違えるようになります。
ちなみに以前もお話ししましたが、革靴の鏡面仕上げは賛否両論あって、ビジネスの場(特に営業系)ですと不快に感じる人も一部いますので注意しましょう。
まー経験上、人の靴にケチ付ける人は大体ボロボロの糞みたいな靴を履いた無頓着な老害が多いんですけどね。
常々思います。
「あぁ、この人は上辺だけで中身が無いクソ野郎だわ」
失礼しました、口が過ぎましたwww
という事で革靴の定期的なメンテナンスについての一連の流れは以上で終わりです。
きちんとお手入れする事で、半年~1年で履きつぶしていた靴が2年、3年と長持ちするようになります。
グッドイヤーウェルテッド製法の靴なんかはソール交換すりゃ一生履けちゃいますよ!
メンテナンスは頻度によっては1か月に1回で構いません。
人と会う事の多い、特に営業系のお仕事をされている人なんかは是非、このブログを読んで頂き、気にかけてくれるきっかけになってくれれば嬉しいです。
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