前作「HANABI」の続作である「ハナビ通」の設定Hが凄いと話題になっています。
私は知人から「こういうスペックみたいよ」なんて話を聞いたのですが、その話を聞いた当初は「んな壊れなスペック、何かの間違いだろ」というのがまず初めの印象でした。
実際導入が進み、稼動が始まった所で近所のホールにも実際に設定Hが使われておりましたのでそのグラフを見て感じた事を記事にします。
まずはそのハナビ通のスペックから見ていきましょう。
ハナビ通のスペックについて
基本スペック
設定 | BIG | REG | 合成確率 | 機械割 |
1 | 1/312.1 | 1/385.5 | 1/172.5 | 97.8%~100.5% |
2 | 1/303.4 | 1/364.1 | 1/165.5 | 100.0%~102.7% |
5 | 1/287.4 | 1/337.8 | 1/155.3 | 103.5%~106.2% |
6 | 1/268.6 | 1/312.1 | 1/144.4 | 107.3%~110.0% |
H | 1/1260.3 | 1/1260.3 | 1/630.2 | 108.9%~110.9% |
※機械割は技術介入度の程度によって変わります
RT中のハズレ確率
設定 | 花火チャレンジ中 | 花火GAME |
1 | 1/7.1 | 1/13.6 |
2 | 1/6.8 | 1/12.7 |
5 | 1/6.5 | 1/11.4 |
6 | 1/6.2 | 1/10.3 |
H | 1/1.7 | 1/1.8 |
50ゲームあたりのコイン持ち
設定 | コイン持ち(50ゲームあたり) |
1 | 34.2G |
2 | 34.7G |
5 | 35.4G |
6 | 35.7G |
H | 7728.3G |
見て判るように、設定Hだけ色々な数字が突出しており、注目すべきはメダル50枚でほぼ一日遊べるコイン持ちの良さ。
ただ、ビッグボーナス後のRTのハズレ確率を見て頂いて分かるようにハズレ確率は通常時と変わらない数字です。
ホールの実際のグラフ、履歴データ
では、実際にホールに設置されているハナビ通の設定Hのグラフ、履歴データを見ていきましょう。
ハナビ通 設定Hデータその① レギュラーに偏ったものの極めて大きなハマリ無し
ハナビ通 設定Hデータその② ビッグ、レギュラーを満遍なく引くも途中ハマる
ハナビ通 設定Hデータその③ レギュラーフラグ 行方不明
ハナビ通 設定Hデータその④ 4000超のハマりで半日作業モード
ハナビ通 設定Hデータその⑤ 終日打ってまさかの差枚マイナス
最後に
朝一に座ることが出来ればほぼ負けることは無いと言われるハナビ通の設定H
(展開次第では負けることもあります・・・。)
既に「打ったことあるよ!」という方はおめでとうございます!
今では様々なホールがその台の特徴を知る為なのか、宣伝目的なのかは分かりませんが、設定Hの挙動を取っているグラフが至るところで見受けられます。
終日打ち切って客側の負けの可能性が限りなく低い、また、出玉は平均2500枚程度の期待値がある台なので店側は宣伝目的でしか設定Hを置くメリットが無く、今後は目玉イベントの時などにしか投入されないでしょう。
毎日のように設定Hを置く店があればそれこそ超優良店舗だと思いますよ。
その圧倒的なコイン持ちのお陰で設定Hは直ぐ判別出来てしまうため、専業の方で無いと打てる機会は少ないと思いますが、例えば何気なく座ったハナビ通が設定Hだったとしたらその人はどういった心理が働くんでしょうね。
昔、4号機の爆裂機と言われた機種がありましたが、例えば初代「獣王」。
設定6はエキストラ設定と呼ばれ、機械割は140%オーバー、勝率も90%を越えると言われた台が存在しました。
私自身も過去に何度か設定6を朝から打った経験があり、6を確信した時は、
「勝ちはもらった、万枚出なかったら寒いなぁ」
もうポジティブな感情しかない訳で、打てている事自体が夢の時間なのです。
あわよくば2万枚、3万枚も狙えるスペック、限られた時間でどれだけ出すことができるかという考えしか頭にありませんでした。
しかしエキストラ設定と言われた設定6でも、流れが悪ければ負ける事もあるので油断はできません。
ところがハナビ通の場合だとどうでしょう。
「設定Hだこれで負けることは無い!」「ラッキー」とポジティブな感情が湧きますが、それ以外にも複雑な感情が入ると思います。
だってその台の特徴上、勝ちはほぼ確定しているが、通常ゲームをこなしている時間が圧倒的に多いんですもの。
黙々と通常ゲームをこなしながらたま~に当選するボーナスゲームを処理する。
もはや「遊戯」というより「仕事」だなこりゃ。
コメントを残す